住まい・住宅関連の用語集

住宅用語集「住辞苑」

トップページ > 窓先空地

 窓先空地とは、災害時の安全な避難と良質な住環境の確保のため、共同住宅等の居室の窓の前面に設けられた通路や空地のことをいいます。
 共同住宅の、1階住戸の窓に面する敷地部分に、幅員数メートルの空地を設けて、火災時における避難経路として利用できるようにしたものです。
 また東京都や横浜市など一部の自治体では、条例によって規定する制度があります。窓先空地の幅員等については、建物の規模に応じて定められています。

 敷地の中で建物が建っていない空間のことを空地といいます。敷地に余裕があり、その空地が広いほど、駐車場や歩行者用の通路、植栽などが設置できるようになります。
 敷地に空地があると、開放感があって住み心地がよいとされています。マンションなどでは、多くの住民が利用できるオープンスペースが確保できます。そこで、空地の広いマンションでは、避難に利用できる提供公園などとして活用することができます。
 また空地地区という地域指定があり、都市計画区域の住宅敷地内では、空地を十分に確保できるように、建ぺい率や容積率を定めたものがあります。


学生向け賃貸情報ならこのサイト! 学生の部屋探しは専門サイトで見つけよう! 学生の部屋探しは専門サイトで見つけよう! 学生マンション 学生会館 下宿 学生寮