住まい・住宅関連の用語集

　現況検査とは、中古住宅（既存住宅）を対象にして行う、住宅性能表示制度に基づいた検査のことをいいます。
　この制度は、2002年の住宅性能表示制度により開始され、中古住宅においては、「登録住宅性能評価機関」が性能評価を表示します。
　「登録住宅性能評価機関」は、国土交通大臣に登録された第三者機関が行なっています。現況検査は、外壁などの「ひび割れ」、床の「傾き」、壁や天井の「漏水等のあと」などについて検査を行います。
　「構造の安定に関すること」、「火災時の安全に関すること」、「維持管理への配慮に関すること」、「空気環境に関すること」、「光・視環境に関すること」、「高齢者などへの配慮に関すること」などの9つの項目、個々の検査に基づいて、住宅全体を総合判定しています。