住まい・住宅関連の用語集

住宅用語集「住辞苑」

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 柱とは、建築物を支える構造材の一つのことをいいます。
 柱は、上の階の床や屋根を支えるために垂直に立てて使われる部材です。
 柱は、梁などとともに木造などの軸組工法で使用されます。建築基準法では、柱は主要構造部と規定され、建物の構造上、最も重要な部材とされています。
 木造軸組の在来工法で使われる柱には、構造部材として「通し柱」、「管柱」、柱の間において壁の補強材として入れる「間柱」があります。その他、和風住宅や和室などの意匠として用いられる「付け柱」があります。
 「管柱」は、梁や胴指しなどの横木によって区切られた柱であり、「通し柱」は、2階建て以上で使われる土台から延びる柱のことをいいます。これらの柱は、用いられる場所により、「本柱」「側柱」「内柱」「隅柱」「床柱」などとも呼ばれています。
 在来工法の柱の太さは、一般的に105ミリメートルまたは120ミリメートルの規格材を用いますが、場所や建物によってこれよりも太いものが使われます。なお、伝統的な住宅では、「大黒柱」という太い柱が使われています。


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